仕事と子育ての両立

前職を正式に退職したのは長女が3歳過ぎだったか。1歳半で復帰してからの約2年「朝はおんぶっこバギー」という背負えるバギーを背負って自転車で駅へ。電車に乗って着いてから保育園へ送っていきそこから職場へ。帰りは主人が迎えに行き私は22時過ぎに帰宅がザラだった。

早く帰るのが申し訳なく感じる日々

ウェディング雑誌の仕事は土日出勤があり残業も多く、また当時は子どもがいるのが私だけだったため業務が終わってものんびりしている雰囲気があった。さささっと終わらせてお疲れ様お先です!と最初に帰社するのは大抵私で…。早く帰るのが申し訳なく感じていた。

保育園のお迎え時間に合わせるのが難しくなる

繁忙期に加え新人の教育係や新プロジェクトの担当を任せてもらい益々帰宅時間が遅くなっていった頃、主人も仕事量が増えてきて保育園のお迎え時間に間に合わすのが難しくなっていった。長女は体調崩すことが少なくとても親孝行であったが時々原因不明のじんましんが出てぎょっとした。今思えばさみしさを隠すタイプだったのだろう。

お迎え時間内に迎えに行けず物理的にもう無理だなと感じていた矢先、主人が短期間だが海外勤務に就くことになった。これもタイミングだろうと思い私は退職し家族3人でハードだった日々を埋めるべく渡米した。